ルータ
ルータとは
ルータとは、うむむとなってしまうぐらい、簡単に説明することは、非常に難しいです。
実際、使っている技術が複雑なため説明すればするほど、難しくなってしまうというものです。しかし、それを普段何気なく使っているからこそ、すごい世の中といえます。
ではルータというのはなんだろう？という前にぜひハブの項目を読んでいただけたらと思います。実はルータは、ハブよりも簡単にいうと賢いわけですね。よってハブを理解していただけると、理解が広がりやすいと思います。
さてルータですが、ハブと同じように、ＬＡＮやＷＡＮを接続するための装置です。では、ハブとの違いはなんでしょうか？それは大きく、二つあります。
まず一つ目は、ハブがＭＡＣアドレスを使っていましたが、ルータはＩＰアドレスを使っています。ＩＰアドレスとは、ネットワーク機器にわりふられた世界に一つしかない番号です。
ＩＰアドレスとＭＡＣアドレスの違いについては、簡単な例えで説明しましょう。ＩＰアドレスは最終目的地といえます。例えば、新幹線にのって東京から京都に行きたい。すると京都に行きたいなら、そのまま京都にいけるのがＩＰアドレス。ＭＡＣアドレスは乗換駅と考えていただいていいでしょう。例えば、東京から新横浜、そして名古屋のように行先が変わっていくわけですね。
実際は、もっともっと、大きな違いがあるのですが、それだけで何ページもわたる内容なので今回は避けましょう。
そして、ルータはＩＰアドレスを使いさらに、交通整理と、経路設計までしてくれます。つまり行先を指定すれば、自動的に道を決めてくれるようなものですね。その道をどれだけ知っているかがルータの性能といえます。
このように、ハブとルータは大きく行っていることが違うわけですね。でも、理解しなければ、どちらもデータを転送する装置のように見えますが、実際は大きな違いがあるのです。ルータは実はとっても優秀な機械といえますね。
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