iBook
iBookとは
iBookは、iMacのデザインコンセプトを基に、1999年に発売されたノートパソコンです。PowerBookとは、違い廉価版ノートパソコンといえます。つまり、ノートパソコン、またはパソコン入門機という位置づけでした。
もちろんiMacのデザインコンセプトを基にしていますので、半透明で丸みを帯びたケース、ポップなカラーというデザインでした。今までのノートパソコンのイメージを、一新するデザインだったといえます。
実際、機械というイメージが先行していたパソコン業界に、インテリアという意識を生んだiMac、iBookの存在は非常に大きいといえます。
しかし、iMacと同じようにiBookも大きなモデルチェンジを行います。2001年に、iBookはデザインを透明のプラスチックの内側を塗装したホワイトボディに、モデルチェンジを行いました。また途中より素材自体を白に変え、新しいiBookのデザインを定着させました。
またiBookの特徴としては、頑丈なボディや大容量バッテリを搭載したことは、大きな特徴でしょう。もちろん、12インチモデルで2.23kg、14インチモデルで2.7kgとその分、重量はありますが、頑丈や大容量を重視する人にとっては問題ない重さだったと思います。
ただ、このiBookも2006年5月後継機種のMac Bookの登場で販売を終えました。そうはいってもiBookは、現在でも使用されており、友達でお持ちのかたもおられるでしょう。