Webサーバ

Webサーバソフトは、Webやファイル共有等のサービスを提供し、アプリケーションを実行するPCサーバのOSです。ただ、個人だとLinuxを使用することが多いため、法人向けといえるでしょう。

その中でも大きく二つに分けることができます。マイクロソフトが開発しているWindows Server 2003と、REDHATが開発しているRed Hat Enterpriseにわかれます。

またWindows Server2003のなかでもいくつもの種類があります。例えば、Standard Editionは、ファイルサーバやプリントサーバを目的とした小規模サーバ向けです。プロセッサ数の上限は4個、メモリ4GB（x64Editionではメモリ上限は32GBまで）まで対応しています。

Enterprise EditionはSQL Server使用やeコマースを目的としたバックエンドサーバ用途等で使われます。プロセッサ数の上限は8個、メモリ32GB(x64Editionでは64GB)まで対応しています。こういった数値だけでなく、目的によっても大きく違うわけですね。

そのためStandard Editionは10万前後で購入できますし、Enterprise Editionは、25万を超えてくることになります。

またここに、CALという概念が入ってきますが、ここまでくるとある程度サーバのメンテや管理をするレベルの人だと思いますので、今回、説明は省きましょう。

Red hatは、元々オープンソースのLinuxを利用したものでしたが、より高度なソフトウェアとサポートをかねた販売モデルに変化しました。昔、オープンソース時代Red Hatを利用していた人やLinuxを扱っていた人は、Red hatを用いる人も多いでしょう。

ただ、こういったソフトはなかなか個人単位のものではないので、一回どちらかの系列を使うと使い続けることになりやすいです。そのため導入にあたっては、念入りな検討をお勧めします。