トナー
トナーとは
トナーは、コピー機やレーザープリンタで使用される黒鉛・顔料等を付着させたプラスチック粒子です。
トナーの1粒は、1万分の5cm~1万分の10cm程の大きさです。絶対に目では、1粒1粒見えない大きさですね。そして、静電気を使いトナーを紙にのせ、圧力と熱をかけ、定着させます。紙に、アイロンをかけている状態だと思っていただければわかりやすいでしょうか。
だから、コピー機やレーザープリンタから出てきた紙は、熱をもっているんですよね。実際は、もっと複雑なのですが、技術的な話になるので避けましょう。
このトナーがたくさんつまったものが、トナーカートリッジとなります。当然粉なので、入っている数に限りがあるわけです。そこでトナーが無くなればトナーカートリッジの交換が必要になります。
さらに、このトナーの粒がそろってないと綺麗に印刷できないためこの粒の形や大きさを揃えるという技術が、印刷精度の向上になっています。まさに目に見えない努力といえますね。
またトナーカートリッジの中でも、リサイクルトナーが普及しつつあります。リサイクルトナーは、廃棄される空のトナーカートッジを回収し、トナーを充填し販売するサービスです。
ただ、やはり再利用することにより品質などは純正よりは落ちますが、純正トナーより安いため需要が増えています。
品質がより保障されればエコの時代ですから、より普及される商品といえるでしょう。