スキャンコンバータ
スキャンコンバータとは
パソコンのディスプレイに映す周波数とアナログ放送の周波数は異なります。
パソコンからテレビに映像を映し出す場合や、テレビをパソコン用ディスプレイで見る場合、またハイビジョン放送を非対応のテレビで見る場合などには、出力信号を変換しないといけません。この変換機をスキャンコンバータといいます。
スキャンコンバータにはアップスキャンコンバータと、ダウンスキャンコンンバータがあります。この2種類は、同じような名前でも役割は、まったく異なるので用途によって使いわける必要があります。
アップスキャンコンバータは、テレビやビデオ、ゲーム等の映像を、パソコン用等のディスプレイに表示させるための変換機です。だからアップスキャンコンバータを使うと、パソコンでしか使用できなかったモニタを、テレビとしても使うことができます。
アップスキャンコンバータとしては、IODATAのTV Boxesが有名ですね。およそ値段も1万中盤とお手ごろになっています。
あくまでテレビが見られるということなので、もちろん最近の液晶テレビ、プラズマテレビの本家には画質は勝てないのであまり期待しないで下さいね。ただしっかりとTVは見られますよ。
ダウンスキャンコンバータは、パソコン等から出力される映像をテレビ等に映す機械です。パソコンを使用しテレビ表示でプレゼンする等に使われます。
同じスキャンコンバータでも、まったく逆の機能なので、買う時にはくれぐれも間違いの無いように注意してくださいね。