ドットプリンタ
ドットプリンタとは
ドットプリンタ正式にはドットインパクトプリンタですが最近はあまり聞かなくなってきましたね。私も実際、本物をしっかり見たことはないです。
ただ、初級シスアドなどといった資格には必ずこの名前は登場してきますね。そういう意味で、プリンタの歴史的には必要な存在といえます。
ではドットインパクトプリンタとはどういったプリンタかといいますと、縦横にならんだドット(点)のようなピンでインクリボン(帯のようなものです)に衝撃をあたえ(この行為がインパクトですね)、印字するプリンタです。
ドットを構成するピンを叩きつけることによって印字する仕組みなため、非常に動作音が大きい問題があります。
また叩きつけるピンを細かくするのにも限界があり精密度の問題から、現在ではほぼ一般プリンタ市場からは見なくなってきました。
昔は、このドットインパクトプリンタが個人用にも業務用にも使われていたのです。時代の流れによって、個人用はインクジェットプリンタへ、業務用はレーザープリンタに移行していきました。
叩きつけるという特徴から、現在でも複写式の伝票印刷に用いられています。決して無くなった存在ではなく、特殊な用途には使い続けられるプリンタといえます。
もし皆様もそういった大規模の伝票印刷などの機会がありましたらその時にぜひ調べてみてください。