モニタ・ディスプレイ
モニタ・ディスプレイとは
ディスプレイは出力装置で、パソコンの内部で処理されたデータを、外部に書き出す装置です。
時々、ディスプレイがパソコン本体と思っているかたがおられますが、ディスプレイはあくまで出力装置です。だから、ディスプレイが壊れた場合は、ディスプレイだけを買いかえればいいんですよね。
さて、ここで少しディスプレイの歴史を振り返ってみましょう。
現在ではほとんど液晶ディスプレイですが、昔はブラウン管を利用したCRTディスプレイというものが主流でした。2000年頃は、まだまだ液晶ディスプレイも出始めでした。
当時のイメージは、表示速度が遅く、視野角も狭く、価格も高いし、液晶は、グラフィックには向かないよねって話をしていましたが、数年もすればそういったイメージはなくなってしまいました。
液晶の進化、恐るべしです。ただ、2000年頃までは価格も安く、画質もいいということでCRTディスプレイが使用されていました。CRTを見たことがないという世代も遠くない話ですね。
さて、ディスプレイの精密さを表す用語で解像度という言葉があります。これを知っておくと様々な分野でいかせるので解説いたしましょう。ディスプレイは文字や画像を小さなドットと呼ばれる点で表しています。その表示可能なドットの数を解像度といいます。
例えば、1,024×768だと横方向に1,024ドット、縦方向に768ドットを表示することができます。よって画面全体だと786,432ドット表示することができるんですね。つまり解像度が高ければ高いほど、1画面に表示できる情報量が多くなるんですね。ディスプレイ選びの参考の数値にしていただけたらと思います。