インクジェットプリンタ
インクジェットプリンタとは
皆さんがお持ちのカラープリンタは、ほぼ、このインクジェットプリンタだと思います。あの長方形のインクカートリッジといったものを買っておられるかたは、確実にインクジェットプリンタですね。
しかし、なにげに使っているインクジェットプリンタいったいどういう仕組みで印刷できているのでしょう。ここまで知っている人は、ちょっと少ないかもしれません。
インクジェットプリンタは、印字ヘッドとよばれる機械のノズルから数滴のインクを吹き付けることによって印字しています。ですので、印字ヘッドが横に何回も動く事により、少しずつ印刷画面が出来てくるわけですね。言葉にしてみれば簡単ですが、これは恐ろしくレベルの高い技術です。
印刷の精密さを表すdpiで考えましょう。例えば、1200dpiだとしましょう。するとだいたいノズルから1秒間に2万5千発のインクを噴出していることになります。
私の持っているプリンタ(仕事でグラフィック関連をやっているため少々一般のお値段より高いプリンタ、でも5万程度の商品ですが)5760dpi*1440dpiともはや想像のつかない数字ですね。
ですので、dpiはあくまで参考数値として店にはってある印刷見本などを参考にしてみるといいです。実際dpiがあがればあがるほど、よっぽど普段グラフィックに携わっている人以外、あまり差がわからない程ここ数年でプリンタ技術はあがっています。
現在のプリンタであれば、あまり高額でなくても十分家庭用に使うレベルでは綺麗な画質は保障します。(芸術的写真を撮って印刷したい!!という人は、また違ったレベルになってきますね)そこで、あとはついてくる別の機能で選んではどうでしょうか?
CDラベルに印刷するのかなとか、サイズはどこまで印刷するのだろう。また、場所はあまり取りたくないから複合機(スキャナやカードリーダーがセットになったもの)にしようなど、自分の実際プリンタを買ったあとの生活から考えて下さい。すると逆にいらないものも見えてきますね。すると自分の生活にあったプリンタはきっと手頃なお値段になっていると思います。それでも、十分あなたを満足させてくれるプリンタでしょう。